ウィーンの料理は、ハプスブルク帝国の発展とともに、
ウィーンに各国から様々な料理がはいってきました。
ハンガリーからはビーフシチューに似た「グーラッシュ」、イタリアからは「シュニッツェル」と
各国の料理が、ウィーンに入ったのち、いろいろと工夫がされ、現在の味覚に発展しました。
ですが、独自の文化と料理を持っていたので、
これをすべてオーストリア料理とは言えず、すべてがウィーンに通じていたことから
ウィーン料理と呼ばれるようになったとか。
どの料理も日本人の口にあります。
ただし、量が多いので前菜、スープを注文するとメインが食べきらないかも。。
代表的なウィーン料理です。
★ウィンナーシュニッツェル Wiener Schnitzel
パン粉をつけて両面を焼いた仔牛のカツレツ。ウィーンでは豚肉が人気だそうです
★ターフェルシュピッツ Tafelspitz
スパイス、レモンの皮などで味つけしてゆでた牛肉。
ソースにリンゴや西洋わさびをつけていただきます
★シュヴァインツブラーテン Wiener Schweinsbraten
ウィーン風ローストポーク。
★グラーシュ Gulasch
ハンガリー風牛肉煮込み料理
★ツヴィーベル・ローストブラーテン Zwiebelrostbraten
牛肉ロースト、カリカリに焼いた輪切りのタマネギ入りソース付き。
ウィーン料理の代表 ターフェルシュピッツ
牛肉を野菜とじっくり煮込み、リンゴ、タルタルソース、西洋わさびでいただきます。
この牛肉がとろけるような柔らかさ。一度食べたら病みつきになります。
ターフェルシュピッツはお店によって、味が違いますが、プラフッタのターフェルシュピッツは絶品です。
大きな鍋に入ったターフェルシュピッツがテーブルに運ばれてきます。
http://www.plachutta.at/de/tafelspitz/
最初に煮込んだスープを前菜としていただきます。
スープに入れる具も何種類かあり、注文の時に聞かれます。
私はいつもクレープを細くヌードルのように切ったパラチンケンというものを
注文。スープとの相性が抜群です。
そのあと、皿にメインの肉を盛り付けてくれます。
ホウレンソウのソースと食べてもとてもおいしい。
お値段は高めで飲み物を入れて一人40ユーロは覚悟です。
滞在中、一度贅沢な郷土料理を食べたい方には
プラフッタは一押しのレストランです。
ウィーン滞在で、日本食が恋しくなったときに必ず行くのがグランドホテル7階にある
レストラン「雲海」です。
リンク通りに面していて、とても便利な場所です。
http://www.unkai.at/
海外で食べる日本食はあまり期待していないのですが、
こちらのランチメニュー「雲海スペシャル御膳」は味も大満足。
写真の他に前菜やデザートもついています。
食べ応えもあり、これで22ユーロ。
ちょっと洋食続きで、胃が疲れた方には
是非、お勧めします.
※夜に行くときは、予約をしたほうがいいです。
19区にある地ビールを飲ませるお店フィッシヤーブロイは
いつも現地の人で賑わっています。
ビールだけでなく、料理もとてもボリュームがあって、美味しい。
とろけるチーズたっぷりのビールスープは
個人的にとてもおすすめですよ。
ウィーンではお隣の国のイタリアンレストランも沢山あり
その中でも人気のレストラン「DA CAPO」ダ カーポ
http://www.dacapo.co.at/
イタリアシェフが腕を振う料理を食べると、まるで
イタリアに旅行に来た錯覚を起こしそうなほど
アンティパスティ(前菜)のセルフサービスコーナー
イタリアピザはトッピングがシンプルなので、ルッコラを更に特注しました。
量が多いので、2人で出掛けた時は、2.3種類を一品ずつ頼んでシェアしたほうが
色々味を楽しめます。
地元料理に飽きた時、イタリアンレストランに行くのもいいですよ。
プラター公園には50以上の飲食店があります。
その中で今話題なのが大観覧車のすぐそばにある『ジェットコースターレストラン』
注文した物が、ジェットコースターで上から軽快にテーブルまで運ばれてきます。
スパゲティー、ハンバーガー、サラダなど気軽に食べられるメニューですが
とてもおいしいです。特におすすめなのが、自分でトッピングして注文するハンバーガー
カクテルを作るロボットの様子が見れたり、レーザーショーなど
楽しみながら食事をすることが出来ます